こんにちは、高槻のヨガ教室ナオミヨガのインストラクター藤原です。
わかっているのだけど、手放せないものってありますか?
それは、物だったり、出来事、想い、環境、肩書き・・・
以前、友人と京都の両足院で座禅をしたことがありました。
瞑想が苦手なのでどううなることか心配でした。
朝の8時30分の早朝にもかかわらず、多くの方参加されていました。
とてもいい経験とお話しが聞けました。
座禅をする際に数息観(すうそくかん)という呼吸の数を数える方法で、呼吸をする。
「ゆっくり吸って、その息を身体にいったん送り、ゆっくり吐く」
私たちは頭の感情で生きているが、もっと身体の隅々に意識を向けて命を感じるべきである。
呼吸をしながら、頭の思考だけの自分ではなく、身体の隅々までが自分であることを自覚する。
健康であることに感謝する。
「ゆるめる、ほどく、手放す」
いろいろな感情や考えごとがあって、それを一旦自分の中にうけいれて、そして思いを手放す。
するとまた新しい感情や思いがやってきて、また受け入れて、手放す。
人生この繰り返しではないでしょうか。
いまなら、桜の花びらは桜の木が手放したもの。
花びらを手放すから、新しい葉が出てくる。
どんどん新しいものを手に入れることも大切ではあるが、
手放すことも、美徳であることも感じましょう。
日本人はこういった手放す美徳を知っているから桜に美を感じるのではないのでしょうか。
とっても素晴らしいお話しが聞けました。
ヨガも仏教もともにインドからなので共通することがたくさんでした。
手放すこともヨガ哲学のなかにあります。
世の中、「出す、手放す」ことからエネルギーは循環していきます。
手放せないのは、不安のあらわれ、執着ともいいます。
息を吐くから吸える。
手放すから、新しく入ってくる。
仕事をすることでエネルギーを出すから、
お金となってご飯がたべれる、生きていける
いまの自分には、
どんなことを手放せばいいのか…
日々忙しく1日が終わってしまいます。
少しあなたの中を考える時間を作ってみてくださいね。
そんな心にピンとくるお話は、ヨガの教えの中でたくさんあります。
心にいい話、身体にいい時間になるトークライブします。
ヨガを始めるきっかけにもなるかもしれませんよ。
ほっとする話やヨガの動きで、あなたの心と身体にいい手放しをしませんか?