コラム
煩悩とヨガで自分と向き合う
今日は、以前受けたヨガの講座でのお話から。
こんにちは、高槻のヨガ教室ナオミヨガのインストラクター藤原です。
なんだかんだで、もう12月、年末が見えてきましたね。
大みそかの除夜の鐘。108回、煩悩の数、鐘をつくっていいますよね。
「煩悩」(ぼんのう)
人の心を悩ませる、苦しませる、乱すといったものです
よく108つなんていいますが、本当は108以上といわれ、とても多いのです
その煩悩の中でも
「三毒」
貪(とん)、瞋(じん)、痴(ち)
というものがあります
ヨガでこの三毒を理解するなら
貪(とん)は執着
=貪る(むさぼる)、必要以上に物を欲しがる
瞋(じん)は嫌悪
=自己中心的、怒る、腹をたてる
痴(ち)は無知
=愚痴をいう、愚かである、実体のないものを信じ込む
三毒は誰にでもあるし、いつもそばにいます
ヨガではこの三毒の最後の
無知
を見直せばあとの2つは改善しやすいとのことです
本当の自分を知ること
なぜ愚痴をこぼすのか
なぜ手放せないのか
なぜ腹が立っているのか
などなど
本当の自分は何を求めているのだろう
愛する人はなぜ私を愛してくれないのか・・・
こんなに私は想っているのに・・・
やがて自己中心的になって怒りにもなる
本当の自分は愛する人をなくした時の不安から、この人を愛することに執着している
手放すと見返りを求めない純粋な愛になります
怒りも愚痴もない
これって、人、物、肩書、お金にもいえますよね。
ヨガは呼吸、ポーズ、瞑想で自分に向き合います。
初めは、単純に身体の変化が楽しい、満足感でヨガを続けていくちに、
だんだんと、本当の自分が見えてきます
ひとつできないポーズがあっても、悔しいって思うことは執着のはじまり
無理に頑張ってポーズをしても、息が止まり、余分な力が入って疲労してしまいます。
手放したら、気持ちいいところで動くから効果もでる
本当の自分は、ポーズを完璧にすることではなく、気持ち良さを求めていたことに気づきます
気づくことで、無知という煩悩を手放せていけます
本当の自分を知るととっても楽になります
少しずつ少しずつあなた自身を知ること大切ですね
煩悩がすべてなくなることは、かなり難しいことです
人の心を悩ませる、苦しませる、乱す煩悩と、上手く付き合うもの自分を大事にすることにもなり、いいことです
この講座が終わってまた自分を観察できました
ヨガは自分の心と身体に向き合います。
肩の力がすっと抜けて帰りには心も身体も軽くなりますよ
煩悩だらけかも・・・、そういえば執着してることがいっぱいかも・・・
いつも忙しく、自分のことは考えてないかも・・・
何にも考えず、ヨガで自分の身体を動かして、
身体の中に溜まっていたエネルギーや、力み、そして煩悩をすっきりさせませんか?
ナオミヨガでは、体験レッスンは、いつでも受け付けております。
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